2018/12/18
クリスマスに向けてターキーを丸焼きするぜ!
ブログ更新半年ぶり
確か今年の春の目標は、「ブログを頻繁にアップする。」ことだったような・・・。
気づけば12月。前回のブログ更新はなんと半年前。
目標というものはもっと具体的にせねばいかん。来年の前半の目標は「ブログを1か月に1回アップする!!」
後半は「2週間に1回!」
皆様、人間の弱さ、いや私の意志の弱さがどのあたりで露呈してくるのか、こうご期待。
いやいや、今回のテーマはそんな抱負なんかじゃなくて。これだ!
ターキー丸焼き備忘録
毎年12月はクリスマス向けにターキーを焼いています。
ブレストターキーも丸焼きも両方やるんだけれども、毎回仕込み方を確認してからやっています。
いつもレシピを起こさないからいけないんです。
そこで今日は皆様にターキーの作り方をお披露目!という大義名分のもとの備忘録です。
さて、まずは下ごしらえ編。ちなみに今日は下ごしらえ編で終わりです。
ターキーをブライン液に一晩漬ける
まずはこちらのターキー。10ポンド―12ポンドのもので今回は5.37kgです。こちらには当たりはずれがあって、10~12ポンド(lb)、1ポンド=0.453…kg。
つまり、約4.5㎏~5.46㎏までの幅があるわけで、同じ値段ということはいかに12ポンドに近いターキーが手元に届くかが勝負の分かれ目(?)。今回は5.37㎏ということで、やりました。最大値に近い!既に得した気分です。
スーパーで買うときはここに気を付けてくださいね。「5-6ポンド(3~4人前)」などと書いてある意味は、最小値なら3人前、最大値なら4人前っていうことです。いかに最大値を選ぶか!!ポイントです。
冷蔵庫で2晩かけて解凍しました。
さて、袋を破り、プリンと出てきたターキー。中はすでに空洞になっています。
首はすでにもぎ取られ、首のあったであろう所の穴には袋詰めにされた内臓が入っています。
そして、反対側の穴、つまりお尻の穴にはこれが入っています。
首!ドアップにしすぎてなんだかわからなくなってしまった!
最初は『お尻の穴に手を入れて首を取り出す』という言葉にするととてもえげつない行為をなかなか出来ずにいましたが、今は余裕です。
中に入っていたのはこんな感じ
右が、レバー、ハツ、砂肝。(やっぱり焼鳥に例えますね)真ん中は首!一番左は成形されたターキー胸肉で、今回はこれも一緒に仕込みます。
そろそろブライン液の話を・・・
そう、ブライン液。ここでやっと登場します。
ブライン液とは
ブライン液とは、水、塩、砂糖でつくる液体のことで、肉を漬け込むときに使用すると、塩が肉の表面をコーティングする役目を、砂糖が肉のもつ水分を閉じ込めてくれる役目を果たします。
そのレシピたるや星の数ほど。インターネットをひも解くとたくさんありすぎてどれを選んだらいいかわからない。
そこで、いろいろなレシピを試して、行き着いた結論が、「たいていレシピ通りにやると味が付きすぎて取り返しがつかなくなる。」ということ。多分浸ける時間とか絶妙なタイミングがあるのでしょう。漬けすぎちゃったのかも。
私なりにレシピを改良して編み出したブライン液はこちら。
ターキー胸肉 850gバージョン
水 1L
塩 30g
砂糖 20g
ここまでは必須。
あとはお好みですが風味をつけるために今回入れたのは
オールスパイス 小さじ2
ベイリーフ 2枚
セロリの葉
クローブの実 5粒(肉に刺してもいいかも)
これで一晩冷蔵庫に置きます。
ホールターキー10-12ポンドバージョン
水 3L
塩 85g
砂糖 60g
オールスパイス 大さじ1
ベイリーフ 5枚
セロリの葉
クローブの実 10粒
スライスしたオレンジ1/2個分
袋を2重にしてターキーさんを寝かせて
ブライン液をよく混ぜ合わせて
セロリの葉を入れておしゃれします。一気に回りが華やかに~
最後に袋の口をしっかりと閉じて冷蔵庫で一晩漬けこみます。
冷蔵庫に入れる際に「柔らかくな~れ~、おいしくな~れ~」と声掛けを励行してください。
胸肉の仕込み
こちら、前述した850gのターキー胸肉。
一緒に働いていた福ちゃんに数年前に「この胸肉を観音開きにして」と言ったところ、「観音開き????」と不思議がったので、インターネットの画像検索で観音開きを調べ、送りました。
これが観音開きだ
すぐさま理解した彼女は、やってくれました。
これが観音開きだ!
そんな彼女も、今じゃ焼肉屋さんに転職して牛タンを2分以下で捌けるっていうんだから、成長力とはすごいものです。
さて観音開きにした後は
ぶすぶすと外の皮のほうに包丁で穴をあけ、表の開いたほうは包丁で切り筋を入れて、液をしみやすくします。
今回はホールターキーと共に同時にブライン。
柔らかくな~れ~、美味しくな~れ~
では次回は焼き入れ編です!お楽しみに!
こうなるよ~